「海外でバッタが大量発生した」
数日前にTwitterのトレンドにもなっていたこのニュースを見かけた人も少なくないだろう。
https://news.livedoor.com/article/detail/18351254/
このニュースを見て既視感があると感じた人とは良い酒が飲めそうww
今回はこれで思い出した「グラスホッパー」という作品の話をしていく。
ニュース
バッタが大量発生って一見大したことなさそうにも聞こえるが、めちゃめちゃ怖いことなのだ。
今回のニュースでは東アフリカで大量発生したサバクトビバッタの大群がとうとうインドまで侵入してきたという記事だ。
サバクトビバッタとは
代表的なワタリバッタとして知られている。
体が大きく、移動距離が長く速度も速いため大きな被害をアフリカや中東アジアに与え続けているそう。
で、そのサバクトビバッタの何が怖いってかられは相変異を起こす種類であるということだ。
相変異とは
相変異って言葉、ちょっと懐かしい。学生の頃みた記憶が、、、。
バッタに関して相変異の説明をしよう。
普段単体でいるバッタは孤独相と呼ばれるいわゆる日本でもよく見る緑色の可愛いバッタだ。(昆虫好きな人)
しかしこのバッタが環境条件の悪いところに何世代にも渡り過密状態にあり続けることで群生相となり体色は黄色や茶色になる。
身体能力としても移動距離が伸び凶暴性が増して農作物を食い荒らしてしまうのだ。
、、、、サバクトビバッタはこういう特徴を持ち合わせているためアフリカや中東アジアで食糧危機に陥る可能性があるのではないかということでニュースで騒がれている。
ちなみにトノサマバッタも相変異を起こす種類だが、その「相変異」という特徴に焦点を当てた作品が「グラスホッパー」だ。
グラスホッパー
グラスホッパー。意味はバッタ。
伊坂幸太郎さんの小説「グラスホッパー」が原作で映画化もした。
大学生の頃小説を読み、その後映画化されて2回ほど見に行った。
小説と映画、大体の内容は同じだが記憶に新しい映画を基にして話を進めていこうと思う。
ざっとあらすじ
舞台はハロウィンの渋谷。
交通事故に見せかけて恋人を殺された男、鈴木は裏で糸を引く人物に近づくために裏社会の世界に潜入する。
その裏社会に存在する「押し屋」と呼ばれる殺し屋や自殺専門の殺し屋、ナイフ専門の殺し屋との出会いによって物語は危険に、複雑に絡み合っていくーー
という話である。
裏社会系の作品が大好きな鬱金にとってはジェットコースターに乗っているかのようなドキドキ感であった。
伏線がバッタ
ネタバレしない程度にバッタとの関係性をチラリしていこうと思う。
主人公を「虫も殺さないような気弱な男、鈴木」としているし
「密集すると狂暴化するトノサマバッタ、人間界でも同じだ、、、」と殺し屋が言う場面がある。
裏社会というか、もはや今の社会にリンクしてるような部分を感じる。
ここら辺の話を今回のニュースで思い出した。
このくらいにしておく
今回はレビューではないのでもし気になった方はここから見てみてください😌
・小説はコチラ
小説の方が伏線回収すごいです笑
・映画(Netflix)はコチラ
https://www.netflix.com/title/81188271?s=i&trkid=13747225
山田涼介くん興味なかったけどめっちゃかっこいいです。😌w
是非相変異の話を思い出しながら見てみてください。
オワリ
ニュースに戻りますがアフリカからインドまで来たサバクトビバッタが普通に恐怖です。
日本に来るのもそう遠くないでしょうね。
集団行動から外れて1人でのんびり暮らしたいものです。
それでは久々に映画見たくなったので、この辺で失礼します。😌